転職

転職の理由

終身雇用という考え方がなくなった現在、新卒で入社した会社で定年まで働き続ける人のほうが少なくなってきています。

私も新卒で入社した会社を3年強で退職し、新たな会社に入社しました。

転職の理由は人それぞれですが、私の状況を説明します。

当時、新卒で入社した会社は経営状況が悪化しており、事業の統廃合を進めていました。

それに伴い引っ越しを伴う転勤が必要になり、周囲の社員からも大きな不満が出ていました。

そんな中、東日本大震災が起き、部署はさらに大変な状態になりました。

入社した時のイメージしていた働き方は、同じ部署で腰を据えて長く働くことだったのですが、そのイメージと全く違ってしまいました。

入社して数年しか経っていない私は、会社の動きの激しさについていけなくなりました。

また、そのような状況の中、先輩社員からのパワハラも重なり、会社に見切りをつけようと考えて転職活動をすることにしました。

ちなみに同じ部署では私の4年上の先輩と3年上の先輩が退社していました。

退職したあとで聞いた話ですが、1年後輩の社員も退社したとのことです。

会社に問題があったというよりも、部署に何か問題があるのではいかと思います。

転職の方法

転職活動は転職サイトを利用することが一般的だと思います。

私もリクナビやマイナビなど、いろいろと登録しました。

中には、転職サイトに登録すると、転職エージェントから連絡があり、担当者と直接やり取りしながら転職活動を進めました。

最近の転職サイトでは、履歴書が必要なくWeb履歴書になっていることもあり、非常に便利でした。

最近の転職活動は、履歴書も職務経歴書もワープロ書きでよいことがほとんどです。

気を付けなければならないのは、応募時はワープロ書きでよくても、選考の過程で手書きを要求されることがあるので、手書きの履歴書を書く準備だけはしておいたほうがよいでしょう。

私の最初の転職活動ですが、まだ年齢が若かったということもあり、2社目であっさりと決まってしまいました。

新卒で就職した会社で昇進がうまくいかなかったのが嘘のようで、とんとん拍子に昇進し、転職を重ねてさらなるキャリアアップができました。

同じ会社にいると井の中の蛙になってしまいがちですが、会社を変えるといろいろと見えてくるものもあります。

人間としての質を高めるという意味においても、転職は役立ちます。

転職と年収

転職により年収は上がるのかという点についてお話します。

私の場合、転職の理由の一つが雇用条件を上げることでした。

雇用条件が上がらないのであれば転職することに意味がないと考えていました。

結果的に転職した会社は、年収ベースで+50万円ほど上がりました。

ただ、転職を経験したことのある人はわかると思いますが、日本の会社は年俸制ではなく、月給+賞与という給与形態なので、初回賞与がもらえません。(もらえたとしても寸志)

これを想定していないと、一時的に収入が下がり、生活が苦しく感じられます。

生活の安定を考えて転職するのであれば、年収+100万円以上がよいと思います。

転職と退職金

大手企業の退職金はどの程度もらえると考えているでしょうか。

私の父親は大手企業のサラリーマンで、高卒で同じ会社に40年ほど勤めていました。

出世とも無縁でしたが、退職金は2千万円超えでした。

退職金は一般的に、基本給x勤続年数による係数で決まります。

大卒や院卒で入社した人は勤続年数を稼ぐことができないので、定年まで働いたとしても、2千万円以上の退職金をもらえる人はそれほど多くないと考えられます。

最新の情報では、大卒者がもらえる退職金の平均は2,300万円とのことです。

当然ながら、転職をしてしまうと勤続年数はゼロにリセットされてしまうので、転職後の会社ではこれ未満しかもらえません。

私が自分の会社で定年まで働いた場合にもらえる退職金を試算したところ、年収よりも大幅に少ないことがわかりました。

転職するということは、退職金を捨てるということと同じなので、本当にその価値があるのかどうかを考えたほうがよいでしょう。

仮に、年収が100万円上がり、定年まで20年間働けるということであれば、退職金相当額は稼ぐことができるので、転職することに意味があるでしょう。

近年、日本版401kと言われる確定拠出年金制度に加入している企業が多くなりました。

確定拠出年金は、サラリーマン時代に積み立てをしておいて、退職してから年金や一時金として受け取れる仕組みです。

確定拠出年金は、転職して会社が変わっても移管という形で引き継ぎができます。

まさに、転職が一般的になった現代にあった年金・退職金制度と言えるでしょう。

ただし、こちらは注意が必要です。

転職先の会社に、確定拠出年金制度がない場合、移管することができないため、脱退となります。

そのとき、3年以上勤務していれば一時金が受け取れますが、それ未満だと、積立したお金が没収されてしまい、自分のところには1円も来ません。

また、転職先の企業が別の企業年金制度に加入している場合も、脱退となります。

確定拠出年金は、個人でも加入できますが、企業年金に加入している場合、加入できなくなる場合があるようです。

転職するのであれば、確定拠出年金制度がある会社にしたほうがよいかもしれません。

まとめ

私は結果的には、転職に成功して年収も大きく上がりましたが、いろいろと苦労しました。

転職をしても必ずしもキャリアアップにならないこともあるので、転職するには自身のキャリアプランを明確にしたほうがよいでしょう。

年収と退職金についてきちんと試算することも大切です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする