日本人が日本の店で「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」は使える?使えない?

大手コンビニチェーンのファミリーマートでは、「d払い」「LINE Pay」「PayPay」「楽天ペイ(アプリ決済)」が利用できます。また、「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」を2019年1月に取扱開始しました。

普段、中国で「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」を使っており、中国の銀行口座との紐づけもできている私は、日本で使えるのであれば使ってみたいと思っていました。でも、今まで香港、台湾での実績から考えると、「(中国の)身分証を持つ人しか使えない」というメッセージがまた出るのではないかという不安があり、使うことを躊躇していましたが、今回、たまたま現金を持っていなかったこともあり、使ってみることにしました。もちろん、使えなかったときのためのバックアップ決済方法も準備していました。

台湾の状況

台湾でも、「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」は使えるのですが、そこにはきちんと「中国大陸の人限定」という注意書きがあります。台北松山空港で店の人に聞きましたが、やはり中国大陸の中国人でないと使えないと言われました。自販機にもそのような注意書きがありました。

香港の状況

香港ではどうでしょうか。私は香港国際空港から中国深セン行きのフェリーに乗るために微信を使いましたが、いつものメッセージが出て使えませんでした。しかしながら、香港で乗ったフェリーの中で船員が持っていた座席のランクアップをするためのQRコードだけは読むことができました。しかし、それもなぜか香港から深センへの行きだけで、帰りも使えると思ったら、使えなくてがっかりしました。こちらは個人のQRコードを印字しただけなので、使えても使えなくても全く参考になる情報ではないでしょう。

問題だと感じるのは、中国人以外の人は中国国外で微信を使えないのであれば、台湾のように書いておくべきではないでしょうか。持っている人は使えると思ってQRコードを出していしまい、店員も客もお互い手間もかかります。店員も知らない人が多く、QRコードを読んで気が付くことが多いです。

そして、今回、ファミリーマートで日本の状況を調査することにしました。結論としては、日本では「WeChat Pay(微信支付)」は使えません。上記のメッセージが出ます。「Alipay(支付宝)」は試していませんが、おそらく同じ状況と考えられます。こちらも香港と同じで、「中国人以外は使えない」ということが、どこにも書いていません。「d払い」「LINE Pay」「PayPay」「楽天ペイ(アプリ決済)」の他、「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」での決済ができますが、実質、「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」は中国人向けのサービスということになります。

日本の状況

そして、今回、ファミリーマートで日本の状況を調査することにしました。おそるおそるQRコードを見せて「これ使えますか?」と聞きました。「Alipayですか??」と言われたので、「Weixinです」と答えて通じないことに気づいて「Wechat」と言いなおしました。結論としては、日本では「WeChat Pay(微信支付)」は使えません。いつものメッセージが出ます。「Alipay(支付宝)」は試していませんが、おそらく同じ状況と考えられます。こちらも香港と同じで、「中国人以外は使えない」ということが、どこにも書いていません。「d払い」「LINE Pay」「PayPay」「楽天ペイ(アプリ決済)」の他、「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」での決済ができますが、実質、「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」は中国人向けのサービスということになります。

まとめ

「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」は中国人向けのサービスで、日本で上記決済ができる店でも、日本人は使うことができません。注意書きも書かれていませんので、中国に出張や旅行で行き、使い慣れている人は注意が必要です。ただ、これらが使えなくても、LINE Pay、楽天ペイ、PayPayが使えるので、使えないから困るという人はいないはずです。むしろ、中国に行く機会のない日本人は、「何それ?」というレベルのお話でしょうから。

このように、松屋でもAlipay、Wechatが利用できると書かれていますが、おそらく日本人は利用できません。注意書きが書かれていないのが問題だと思います。

近所にあるドラッグストアのサンドラッグというお店でも、いつの間にかWechat Payが使えるようになっていることに気づきました。でも、これも中国人専用と考えてよいでしょう。なぜならば、日本語の説明が一切書いていないからです。

 

数多くの日本のお店が中国人しか使えないお金と手間をかけて「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」の決済サービスを導入しているということがわかりました。同時に、日本において、いかに中国人が重要な客となっているかというのがわかりました。

「Alipay(支付宝)」をファミリーマートで使うとどうなる?

本日、Alipayをファミリーマートで使えるかどうか試してみました。以前、Wechatを試した店とは別の店となります。結果は、使えませんでした。しかも、QRコードを読み取ってもらっても、画面には何もできません。私も店員もしばらく無言という状態でした。しばらくすると店員側の画面には何かエラーメッセージが出たようで、「使えません」と言われました。

だめもとで、Wechat Payも試してみました。こちらは以下の通り、いつものメッセージがでました。「政策が原因で、身分証の実名認証ができていない人は、中国国外の店では支払いはできない」とのことです。エラーメッセージから推測するに、日本の店の問題ということではなく、あくまで中国政府の方針ということのようです。

ここまでの展開は、予想通りなので慌てずに楽天ペイを使いました。ファミリーマートではPayPayで支払えることは確認済みですが、今回、楽天ペイを始めて使いました。すると、以下の通り、問題なく使えました。

日本人は、Alipay、Wechatで支払いができなくても、PayPay、楽天ペイで支払いができるので、困ることはないでしょう。中国元を多く持つ日本人は、中国元は使わずに利息のよい中国の銀行に預けてしっかりと運用すればよいと割り切っていきましょう。

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